今更聞けない!?社会保険のお話

毎月の給与から当たり前のように天引きされている社会保険料。

就職して入社時になんとなく説明は受けた記憶がある、働き出してすぐの頃は給与明細を確認してけっこう引かれるなぁと思っていた、でも最近はどうせ引かれるお金だしと気にしていない、、、という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、社会保険の概要について解説していきます!

この記事でわかること
 社会保険ってそもそも何?
 どんなときに役立つの?

目次

社会保険の概要

社会保険とは、国の社会保障制度のひとつで法律により加入要件や拠出金額が定められている強制加入の保険です。民間の保険は各自で加入するかしないか決めることができますが、社会保険は加入要件を満たした場合、必ず加入しなければなりません。

せっかくお給料が入っても自分で加入したわけではない保険料が引かれていて、もやもやしてしまったことがあるのではないでしょうか。よくわからないけどそういうものだと割り切って、普段はないものとして手取りの金額で生活している、という方も多いと思います。

社会保険はいざというときに私たちを支えてくれます。保険料や給付金を気にせずに生活できているということはつまり、健康に働けているということですので、それにこしたことはありません。

でも誰もがケガや病気、ライフスタイルの急激な変化などで思うように働くことができなくなる可能性があります。そのリスクをみんなでカバーしあおうねというものだと私は考えています。どうせ保険料を払うなら保険に頼らざるを得ない「いざ」という大変なときではなく、元気な平時のうちにこんなときに社会保険が助けになるんだということを知って、自分なりに納得したうえで払いたいですよね。

社会保険の種類

社会保険は、大きく「狭義の社会保険」「労働保険」に分けられます。

「狭義の社会保険」は、「医療保険」「介護保険」「年金保険」が含まれ、「労働保険」は「労災保険」「雇用保険」が含まれます。同じ医療保険でも会社員の場合は「健康保険」、自営業者の場合は「国民健康保険」というように、働き方などにより、加入する制度が異なるものもあります。

いざというときに支えてくれる!

例えば大きな病気が見つかり、手術・長期の入院・自宅療養が必要になってしまい仕事を数ヶ月休まなければならないといったとき、要件を満たせば仕事を休んで給与を受けられない期間のカバーとして健康保険から「傷病手当金」という給付金を受け取ることができます。また、医療費が高額になってしまった場合、「高額療養費」として一定の限度額を超過した医療費については還付を受けたり、あらかじめ「限度額認定」を受けることで病院の窓口での支払いを一定の限度額に抑えることが可能です。

ただでさえ病気のときには心身が弱ってしまいますよね。そのうえにお金の心配もあるわけですが、こういった制度があるということを知っているだけで少し気持ちも楽になるのではないでしょうか。

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