皆さんご存知の『無印良品』を運営する企業、良品計画の第46期定時株主総会に参加してきました。
良品計画の株主総会はインターネットによるライブ配信も実施。現地参加希望の場合は、事前申込制で応募人数多数の場合、抽選となります。昨年も現地参加し、今年も開催の数日前に参加確定のお知らせメールをいただきました!
良品計画の株は2019年より一度も売却することなく、継続保有しています。
食品や日用品、家具などお気に入りのものが多く、自分自身の生活に欠かせない存在であること、”「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献する”という企業理念に共感し、長く保有していたい投資先です。
定性的な理由づけの一方、株を買った当時、株式分割直後で株価が値上がりしており、含み益が出にくかったという定量的な?理由もあります。コロナ禍には買った時の半分以下の株価になってしまい、損切りした方がいいのか、でも、好きで買った会社の株だし、、と保有を続けました。
旧一般NISA口座で買い付けており、2023年末には非課税保有期限が到来してしまいましたが、その時点でも含み損を抱えていましたので、売却は見送り、現在は特定口座で保有。
NISA口座から特定口座に移管される際に取得価格が移管時の時価に再計算されてしまうので、現在は実際の利益よりも含み益が増えてしまっています。利確すればもちろん課税されるので、最初に買い付けた株価と課税分を加味して売却のタイミングを図る予定…
でも株主総会に出席して、やっぱり長期保有したい!1年前にもそう思いましたが、ちょっとの含み損益では手放したくない、引き続き応援していきたいと思いました。そういうわけでこれからもさらなる成長を期待します、良品計画さん!
さてようやく株主総会の様子ですが、9時15分から受付開始とのことでほぼその時間に到着し、少し並びましたが、議決権行使書と事前登録当選のお知らせのメール画面を準備しスムーズに受付完了。
せっかくなので議長席近くの一番前のブロックの席を確保しました!株主席には机はなくイスのみのレイアウトでざっと1,500席くらいはありそうでしたが、スタッフさんから満席予定につき詰めて座るようにとのご案内がありました。定刻までの間、スクリーンにはカポック素材やバターチキンカレー、URさんとの団地まるごとリノベーションプロジェクトなどの映像が無印らしいBGMとともに流れており、招集通知を読みつつ待っていると、あっという間に役員入場となりました。
10時定刻になり、堂前社長の挨拶、議長宣言からスタートし、常勤監査役の鈴木監査役より監査報告が行われ、事業報告はナレーション映像でした。ここまで20分程度で、続いて議案の上程、そこから質疑の時間です。挙手制ではなく、質問者席が用意されており、発言を希望する株主はその席に移動して発言する流れでした。1人1問の制限はあったものの、再度質問者席の最後尾に座れば複数回の発言も可能でのべ30名近くの株主から質問が続きました。
堂前社長が担当役員を指名し回答、必要に応じて自らも補足を行うといった形で多くの方からの発言がありましたが非常に円滑な議事進行で12時前ごろには質問も出尽くし、議案の採決に移りました。無事、議案も承認可決され、新任取締役の高橋取締役、本総会をもって退任された金井さんよりご挨拶があって総会終了。
30分ほどの休憩をはさんで株主ミーティングにも参加。清水新社長も含め、6名の役員がひな壇から降りて座って、よりカジュアルに対話ができる場をご用意いただきました。この会でも株主から16問ほどの質問がなされ、一つひとつ丁寧に回答されていました。
いずれの場でも共通して、経営陣も株主も、みんな無印が好き!という想いが感じられ、なんだか一体感のある株主総会&株主ミーティングでした。
月曜日以降、配当金のお知らせと5%割引から7%割引に拡充された株主優待券が届く予定なので、また無印良品でのお買い物を楽しんでいきたいと思います!